当社は、札幌に支店を置き。8月末日現在で住宅宿泊事業法及び簡易宿所131室を受託しております。物件の大半は、札幌市中心部及び小樽市にありましたので、震災後の状況についてお知らせします。
9月6日未明の地震発生を受け、当社は、停電が全北海道に渡っていることと支店が入居するビルが立ち入れない状況となったことから、在宅勤務しながらゲストの要望(キャンセル、延泊等)にメールでの対応を行うとともに当日チェックイン到着予定のゲストについては、清掃・家具の乱れ等は了承いただいてうえで、希望する方には空いている部屋に振り替えて入っていただく等の対応を取りました。
停電が2日に渡り、各従業員のPC等の使用時間にも制約があったため、不要不急の通信を避け、ゲストへの通信を福岡本社から応援する等して、対応致しました。現在のところゲストに犠牲者の情報はありません。
9月7日昼より、当社受託物件の一つで電気が復旧したため、以降はそれを仮事務所として緊急対応を継続しております。
9月7日夕方現在で、民泊の約半数が未だ停電(小樽市においては全て停電)。その他の部屋も家具の散乱・クリーニング工場の閉鎖等制約が多いため、現在のところ9月20日をもってゲストの受入再開できるよう復旧に努めております。
当社業績に与える影響は、短期的には、9月はオフシーズンで高い稼働を見込んでいないため軽微であると見ておりますが、今期及び中期への影響については、業績予想・中期経営計画等を見直した際に織り込んで開示する予定です。